辞める前に実は出ていた “サイン” たち

オペ室を辞める前、振り返ってみると「限界のサイン」はちゃんと出てたんだよね。

でも当時は、忙しさと必死さで気づけなかった。

あの頃の自分が見逃していた“心の声”を、ここにまとめておくね。

サイン①:朝からずっと緊張してて、支度ができなくなっていった

朝起きた瞬間から胸がギュッとして、「今日も仕事行かなきゃ…」って思うだけで息が苦しくなる日が増えていった。

そのうち、

  • お弁当を作れない
  • メイクする気力が出ない
  • 目覚ましが聞こえても布団から出られない

こんなふうに、朝の支度そのものができなくなっていった。

『起きなきゃ』って頭ではわかってても、身体がブレーキをかけてるみたいで。

家を出る時間ギリギリに飛び起きて、気持ちが追いつかないまま職場へ向かう毎日。

そして夜になると、「眠ったら明日が来てしまう」と思って、

逆に眠れなくなる。

心の休まる時間がどこにもなくなっていった。

サイン②:先輩の言葉を何度も脳内で再生してしまう

帰宅してお風呂に浸かってても、先輩に言われた言葉がずっと頭から離れなかった。

気づけば脳内で何度も再生してしまって、

同じ言葉を『何回も言われている感覚』に陥ってた。

やめたいのに止められないし、

気持ちを切り替えようとしても、心が勝手に巻き戻しちゃう。

今振り返ると、あの頃の私は

“自分を責めるモード”から抜け出せなくなってたんだなって思う。

サイン③:先輩全員に対して質問が怖くなっていった

レベルがいきなり上がって、難しい手術を担当するのが続いた時から、教育係の先輩に毎日のように怒られてた。

手順を覚えられなかった自分もつらいし、

怒られるのが怖い日々が続いたことで、だんだん距離ができていった。

そのあと他の先輩と一緒のオペに入っても、

「うまく関われてない…また怒られるんじゃないか」って思ってしまって、

質問することがどんどん怖くなっていった。

その対象は先輩だけじゃなくて、

リーダーや師長にも広がっていって、

職場の誰とも安心して話せなくなる悪循環。

「怒られないように仕事をする」

ただそれだけで毎日が限界だった。

サイン④:週末も休めなくなり、日曜日は不安で押しつぶされていた

土曜はまだ少し気持ちが軽かったけど、

日曜になると“明日の仕事”のことばかり考えてしまって、

休んでいるはずなのに全然休めなかった。

夜になると不安がピークになってしまって、

普段ほとんど飲まないお酒に頼ったり、SNSで愚痴ったり、

「何かで気持ちを紛らわせないと無理」ってところまで追い込まれてたなって思う。

心が休まらないまま、また月曜日が来る。

そんな1週間の繰り返しだった。

さいごに:あの時の“サイン”は、ちゃんとSOSだった

あの頃の私は、

「もっと頑張らないと」「嫌われないようにしないと」

そんな気持ちで自分を押しつぶしてた。

でも今ならわかる。

どれもちゃんとしたSOSだったって。

この記事を読んでくれた誰かが、

もし同じように苦しいサインに気づいていたら

“無理に頑張らない選択”をしていいんだよ、と伝わりますように。

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